日曜の朝、仕事もないのに6時過ぎに目が覚める。
確か今日はノーサイドの練習日。先週ボールとダミーを持って帰ったので遅刻は許されない。
でも大丈夫、練習は13時半からのはず。午前中いっぱいはゆっくりできる。
「ふぅ。。気づいたらもう8時か。」
疲れた体を起こし、テレビをつける。
日曜の朝から面白い番組があるはずもなく、ただイスに座りぼんやりとテレビを眺める。
退屈なテレビの前でうとうとし始めた頃に後輩からメールが入った。「ゴルフの練習行きましょう」、と。
練習場は家の目の前、時間はまだ10時、今日のラグビーは戸田なのでまだまだ時間に余裕はある。
「午前中はゴルフ、午後はラグビーなんてまるで英国紳士だな。俺の前世はジョナサン・ジョースターかもしれない」
あまりやりすぎると午後の練習に支障をきたすのでゴルフは1時間で切り上げ、帰宅。
「ふぅ。。そろそろ練習の用意をしないとな。」
時計の針は12時半を指している。戸田までは車で15分、13時前に出れば間に合うだろう。
そしてまさに家を出ようとした12時52分、その電話は鳴った。
野渡「もしもし」
馬場「おう」
野渡「今どこ?」
馬場「今ちょうど家を出るところ。」
野渡「今日は13時からだぞ。ボールがないぞ。」
馬場「なっ なんだってェーー」
ファッキンボールドメーン!!(なんということでしょう)
そう、時間を30分間違えてしまっていたのですっっっ!!!!!!!!!!!!!
そこからは記憶にありません。
皆が待つグラウンドに一刻でも早くボールを届けないといけないという思いから
恐らく私と私の愛車N-BOXは頭文字Dの登場人物なみにオーラが出ていたことでしょう。
(改めまして本当に申し訳ありませんでした)
今回の練習を通じて「ボールの大切さ」と「遅刻しちゃいけないゾ」の精神を学ぶことが出来ました。
また次回以降ボールを持ち帰る際は、今回の反省を活かして決して遅れないことをここに誓います。
ん?練習内容?
タッチフットしてディフェンス練してキックキャッチしてタックル練してタッチフットしました。
遅刻した罰で当たり練のときずっとダミーを持たされるというカワイガリを受け泣きそうでした。